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はじめに

★11月6日~9日、アメリカサンフランシスコで開催されたセールスフォース・ドットコム社のカンファレンス「Dreamforce」でも、Winter'18のダッシュボード機能のアップデートが紹介されました。丁度このブログでLightningダッシュボード新機能の詳しい設定、操作をご紹介しています。ぜひご覧ください!

今回新たにリリースされた新機能について、
当社のSalesforce開発担当者として日々業務に携わる中で、「これは知っておいて損はないぞ!」というナレッジをお伝えしていきます。
Salesforce管理者として担当される方のお役に立てましたら幸いです。

新機能のご紹介

Winter’18のリリースに伴い、LightningExperience(以下LEX)にて使用可能なダッシュボードコンポーネント「Lightningテーブル(ベータ版)」が新たに追加されました。

従来もテーブルコンポーネントはありましたので、今回は実際にLightningテーブルを利用してそれらとの違いを比べてみました。

※従来のテーブルコンポーネント名は「レガシーテーブル」に変更されています。



1.機能の有効化

Lightningテーブルはデフォルトで有効化されているため、すぐに使用できます。
設定をオフにしたい場合は以下から行えます。

[設定] ⇒ [レポート&ダッシュボード] ⇒ [レポートおよびダッシュボードの設定] ⇒[Lightning ダッシュボードテーブルの有効化 (ベータ)]

2.Lightningテーブルコンポーネントの作成

実際にLEXでダッシュボード作成し、Lightningテーブルコンポーネントを追加します。


①新規ダッシュボードを作成し、コンポーネントを追加可能な状態まですすめます。

②ソースレポートを選択します。

③コンポーネントを選択し、列を追加します。(最大10列まで)

④列に表示する項目での昇順・降順や表示する最大件数(100件まで)を選択後、[追加]ボタンをクリックします。

⑤最後にコンポーネントを見やすいサイズに調節して完成です。

従来はダッシュボード表示用に別途レポートを用意し、レガシーテーブルをうまく工夫する必要のあったテーブルが簡単に作成できました。



3.レガシーテーブルとの比較

今回、Lightningテーブルを検証した上で、レガシーテーブルとどこが違うのかまとめてみました。
レガシーテーブルについては、Salesforce Classic(以下Classic)で作成する場合とLEXで作成する場合で仕様が異なるため、今回は分けて比較を行いました。

Classic表示
LEXとClassicUIそれぞれでダッシュボードを表示した場合、LightningテーブルはLEXでは問題なく表示されますがClassicでは表示されませんでした。

テーブルのカスタマイズ
レガシーテーブルをClassicで追加する場合、列表示する項目の選択や数値や通貨項目の総計値表示が行えました。
※カスタマイズにはソースレポートにグラフが表示されている必要あり

同じレガシーテーブルでも、LEXで追加した場合にはテーブルのカスタマイズは行えませんでした。

Lightningテーブルは列に表示する項目について、ソースレポートで表示可能な項目から選択できました。ソースレポートにグラフを表示する必要もなく、またソースレポートの列に追加されていない項目でも表示可能でした。
ですが、コンポーネント上でグルーピングが行えず、数値や通貨項目の総計値表示も設定できませんでした。

表示可能な項目数
レガシーテーブル(Classic)はテーブルのカスタマイズによって最大4つまで列表示が行えますが、レガシーテーブル(LEX)ではテーブルのカスタマイズが行えないため、列表示はデフォルトの2つまででした。
Lightningテーブルは項目を最大10列まで追加できました。




4.実際に試してみた印象として・・・

Lightningテーブルについて、検証前はレガシーテーブルに代わる上位互換のコンポーネントをイメージしていました。
しかし、レガシーテーブルは営業チーム毎の商談数や金額など、グループ毎の総計値を表示するのに比べ、Lightningテーブルは過去7日間に作成された商談一覧など、表形式のレポートをそのままダッシュボード上に表示するような使い方ができるため、レガシーテーブルとは別の使い方のできるコンポーネントでした。
これらを用途に合わせて使い分けることで、より分かりやすいダッシュボードが作成できますので皆様もぜひご活用ください。
また、Lightningテーブルはまだベータ版のため、今後のバージョンアップによる機能拡張にも期待です。

5.最後に
今回はWinter’18で追加された新機能のひとつを紹介しましたが、このほかにも様々な新機能が追加されましたので、ご興味のある方は是非リリースノートもご覧ください。
こちらでも新機能についてのレビューを引き続き掲載していきますので、どうぞお楽しみに!


参考