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はじめに

当社のSalesforce開発担当者として日々業務に携わる中で、「これは知っておいて損はないぞ!」というナレッジをお伝えしていきます。
Salesforce管理者として担当される方々のお役に立てましたら幸いです。

新機能のご紹介

さて、6月12日にリリースされるSummer’16ですが、新しくリリースされる機能のひとつとして、
取引先責任者と複数の取引先を 関連付ける機能があります。

こちらはLightningExperienceとSalesforceClassicどちらのUIでも利用可能ということで、実際の設定方法や機能をSandbox環境に実装して確認してみました。

1.機能の有効化

「設定」⇒「管理」⇒「カスタマイズ」⇒「取引先」⇒「取引先設定」

下画像にある赤の四角で囲った項目にチェックを入れる

しばらくすると、自身のメールアドレス宛てに有効化完了の通知メールが届きます。

以上で有効化は完了です。

2.利用前の準備

有効化が完了すると、「取引先設定」のページに以下の設定が追加されます。

内容としては、以下2点です。
①取引先責任者が複数の取引先に紐付いていて、メインの取引先を削除しようとした場合、ブロックするか、取引先責任者ごとに削除するか

②メインの取引先を別の取引先に変更する場合、メインの取引先とのリレーションを残すか、削除するか

今回はデフォルト設定のままにしています。

次に、取引先と取引先責任者のページレイアウトに関連リストを追加します。

◆取引先ページレイアウトには「関連取引先責任者」を追加

◆取引先責任者ページレイアウトには「関連取引先」を追加

以上で、機能を利用するための準備は完了です。

◆関連取引先にリレーション追加

実際に、取引先責任者に複数の取引先とのリレーションを作成してみます。

こちらが機能有効化直後の、「取引先責任者」詳細画面です。

保存すると、関連リスト「関連取引先」に先程作成したリレーションが追加されます。

取引先の詳細画面を開いてみると、関連リストの「取引先責任者」ではなく、「関連取引先責任者」に先程の取引先責任者が登録されています。

◆実際に試してみた印象として・・・

イメージとしては「取引先責任者の役割」に近い印象を受けました。
違いとしては、大きなところでは以下の2つが挙げられます。
・取引先責任者の詳細画面でもどの取引先とリレーションがあるか確認できる
・リレーションの詳細ページにカスタム項目を追加できる

1人の取引先責任者が複数の企業に在籍されている場合には、今回の機能は取引先と取引先責任者の関係を、Salesforce上で正しく管理する際に有用だと思います。

ご興味のある方は是非一度お試しください。