はじめに

今後は少子高齢化による人材不足も懸念されるなど、各企業が課題を抱えている局面だといえるでしょう。そんな中、業務効率化を推進していくうえで、企業でもスマホの活用に注目が集まっています。ここでは、会社スマホにおすすめのアプリをご紹介していきます。

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導入するだけで改革した気になるワナ

長時間労働の削減をはじめ、テレワークや短時間勤務など、多様な働き方・さまざまな取組みにも注目が集まっています。特に、働き方改革の第一歩として「テレワーク」を導入する企業が増えつつあるようです。

しかし、テレワークのために会社スマホを導入したものの、導入コストに対して業務効率化の効果をあげられていない企業も多くあります。働き方改革は、単に新しいものを導入しただけでは、成果に結びつきません。導入後、利用するユーザ部署声を取り入れながら、業務効率化をはかる必要があるといえます。

社用スマホを使う現場(ユーザ)の課題

日本の企業ではつい数年前までガラケーが主流でしたが、ここ2年ほどスマホを導入する企業が急激に増えています。ガラケーのように電話とメールができるだけでなく、チャットアプリやグループウェアなど、スマホで業務ができるアプリを活用できるようになり、業務効率化の大きな役割を担っています。

たとえば、社内外で連携を取れるチャットアプリがあれば、コミュニケーションの円滑化につながり、さらに通信コストを抑えることもできるでしょう。また、顧客管理ツールがあれば、外出先でも企業プロフィールや販売実績、サポートの履歴を参照でき、わざわざ情報取得のために会社に戻る必要がなくなりますよね。

現在すでに会社スマホを導入している企業でも、十分に活用できていないケースが少なくないようです。会社スマホで効果を上げるには、「スマホを配る」のではなく、「いかに多くの業務をスマホで行うか」、つまりスマホというモノより、アプリでできるコトのほうが大切です。導入した会社スマホをどのように活用していくのかは、今後の現場の課題といえるでしょう。

会社スマホに入れたい!おすすめアプリ9選

ここでは、会社スマホをさらに活用するためにおすすめの、9つのモバイルアプリをご紹介します。社内のコミュニケーションツールとして、働き方改革の成果をあげるツールとして、導入してみてはいかがでしょうか?


コミュニケーションツール

【1】Chatwork(チャットワーク)

Chatworkは、シンプルな画面構成と使い方で、ITが苦手な方でも問題なく使えるコミュニケーションツールです。導入企業数は200,000社以上であり定評があります。社内外のどちらの連絡にも利用できるほか、ファイル共有やビデオ通話といった機能があり、外出先でもあらゆる業務ができるようになります。Chatworkを導入することで、社内の意思決定が円滑になり、業務効率化の成果が見込めます。また、外出中の営業職のフォローができることで、営業成績の向上も期待できるでしょう。


【2】LINE WORKS(ラインワークス)

プライベートで利用するコミュニケーションツールとして知名度の高いLINEを、ビジネスシーンで活用できるのがLINEWORKSです。相手の顔が見えないテレワークや外出時にも、気軽に送れるLINEスタンプを使用すれば、文字だけでコミュニケーションをした場合と比べて、気持ちが伝わりやすくなります。使い方はすでに多くの方が利用しているLINEアプリと同様であるため、導入当初からスムーズに使えるのが魅力です。ビデオ会議やファイル共有の機能もあり、社内コミュニケーションが充実します。


【3】Slack(スラック)

プロジェクト・トピック・チームといった単位で、複数人でのやり取りが発生しやすい企業において、あらゆる垣根を越えたコミュニケーションを実現できるのがSlackです。「チャンネル」と呼ばれるチャットルームを誰もが簡単に作成でき、こちらでメンバー間の会話やファイルのアップロードを行います。メンバーや会話の検索機能が充実しているため、必要な情報をすみやかに抽出できます。特に、期間限定で立ち上がるプロジェクトやチームが多い現場で、役立つコミュニケーションツールといえます。


【4】InCircle(インサークル)

社用携帯のセキュリティ面を重視するなら、高度なセキュリティから政府にも採用されたInCircleをおすすめします。問い合わせ対応などのルーチンワークをAIが代行する、チャットボット機能が搭載されているのも特徴です。たとえば、必要な文書ファイルを検索したり、取引先の名刺を探したり、会議スケジュールを確認したりといった業務が、チャットボットを通して完結できます。従業員同士のコミュニケーションツールとしても、社内用チャットボットとしても活用できるアプリです。


【5】WowTalk(ワウトーク)

WowTalkは、大規模な企業でもスムーズに導入しやすいコミュニケーションツールです。個人チャットやグループチャットのほか、全社員向けの掲示板機能も完備。管理者がメンバーを一括管理できることから、全社員への導入も即日で問題なく進められます。またメンバーリストが階層型組織のツリーで表示できるため、部署の多い企業でも利用しやすいのが特徴です。組織で利用されることを前提に、使いやすく設計されています。もちろん全従業員のセキュリティ設定も一括で可能です。

CRMに適したアプリ

【6】Kintone(キントーン)

クラウドサービスのKintoneは、データ・プロセス・コミュニケーションが一体化したアプリです。アプリ上で管理できる業務が幅広く、CRMのほか名刺管理・受注業務・見積作成をはじめとして、あらゆる業務をまとめることができます。特に、属人化しやすい営業業務においては、顧客情報の一元管理をサポートできるのが魅力でしょう。各種情報をグラフ作成して簡単に共有できるほか、タスクのプロセスを見える化できます。売上管理や顧客分析などの機能も充実し、販売促進にも役立つアプリです。


【7】Salesforce(セールスフォース)

CRMで世界的なシェアを誇るアプリSalesforceは、顧客情報や営業活動の管理ができます。こちらのアプリの強みは、AIによる営業力の強化です。たとえば、過去の受注と失注のデータをAIが分析し、今後の商談の優先順位を割り出すなど、営業成績向上が期待できるようになります。外出先でも閲覧できるため、営業職がほしいアドバイスをいつでもどこでも入手可能です。営業力強化に役立つ機能が搭載されている一方で、見積もりや請求書の作成コストを削減できるのもメリットです。

★コネクシオはSalesforceの認定コンサルティングパートナーです★


【8】Microsoft Dynamics CRM

あらゆる営業活動に欠かせない、顧客との信頼関係を築くプロセスをサポートしてくれるのが、Microsoft Dynamics CRMです。顧客情報を解析して最適な営業活動につなげることで、営業職の業務を合理化するのに役立ちます。たとえば、ソーシャルメディアなどを通して、潜在的な商品購入のシグナルを、AIがキャッチ。顧客との優れたつながりを構築できるのも魅力です。また、営業支援システムでは、営業実績の把握を促しモチベーションアップの効果が期待できます。


【9】eセールスマネージャー

eセールスマネージャーは、営業現場での使いやすさが重視された、営業支援ツールです。第一線で顧客情報を入手する営業職が、現場で情報入力をしやすい設計となっています。移動時間を活用してスムーズに情報入力ができるのはもちろん、商談に不可欠なキーマンなど人脈情報の管理も容易にできます。ほかにも、商談スケジュールの管理、上司からのフィードバック、売上の推移やクレーム情報の確認など、これひとつで営業業務の幅広いサポートができるのが魅力です。

おわりに

今回は、現場で働く従業員たちの会社スマホにおすすめの、モバイルアプリをご紹介しました。もしも自社に適したアプリがどれか判断しにくいときは、専門の会社に相談してみるのもひとつの手段です。コネクシオはスマホの黎明期から、企業におけるスマホ活用を支援しています。ぜひお気軽にご相談ください。

次回は情報システム部門でスマホを管理する方必見、「スマホセキュリティの必需品・MDMとEMM」をお届けします。

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