IoTソリューション部 IoTシステム開発課 / H・M
システムエンジニアとして、自社開発のエッジコンピューティングゲートウェイ(現場で集めたデータをすぐに処理し、必要な情報だけをクラウドに送るための中継装置)「CONEXIO BlackBear」へのアプリケーション実装や、IoTソリューション開発を担当。現場で収集したデータを活用し、業務の効率化や課題解決につながる仕組みづくりを支えている。
システムエンジニアとして、自社開発のエッジコンピューティングゲートウェイ(現場で集めたデータをすぐに処理し、必要な情報だけをクラウドに送るための中継装置)「CONEXIO BlackBear」へのアプリケーション実装や、IoTソリューション開発を担当。現場で収集したデータを活用し、業務の効率化や課題解決につながる仕組みづくりを支えている。
組み込みとクラウド、
2つの技術領域で成長できる環境に惹かれて
前職ではネットワーク機器のソフトウェア開発に携わり、主に組み込み系(機械や機器の中に入るソフトウェアをつくる仕事)を担当していました。しかしクラウドサービスの普及が進む中で、「組み込みだけでは成長の幅が限られてしまうのでは」と感じ、転職を決意しました。
コネクシオは、組み込みとクラウドの両軸で開発を行う数少ない企業です。これまでの経験を活かしながら、新しい技術に挑戦できる環境に魅力を感じ、入社を決めました。
現場課題に合わせた
IoTソリューションを
開発
自社開発のゲートウェイ「CONEXIO BlackBear」にアプリケーションを組み込み、お客様の現場課題に合わせたIoTソリューションを開発しています。
たとえば、建設機械の稼働データを収集・分析し、遠隔での稼働状況の把握や故障検知、稼働効率の改善に役立てる仕組みを構築。設計からセンサー選定、開発環境の構築まで、一貫して担当しています。
また、営業に同行して現地調査に参加し、実際の使用環境を確認したうえで最適な提案を行うことも、システムエンジニアとしての重要な役割です。
「自ら考え提案する力」と
「伝える力」が、
エンジニアとしての自分を変えた
前職では主に下流工程を中心に担当していましたが、コネクシオでは企画や設計などの上流工程から携わっています。お客様の要望を踏まえ、目的に沿った最適な設計を自ら考え、提案するスタイルが求められます。
現地調査や建設機械と連動する装置の開発など初めての経験も多く、特に苦労したのは専門用語を使わずに分かりやすく説明することでした。「伝える力」を磨く中で、技術を人に届ける難しさと面白さを実感。こうした挑戦を通じて、構想から実装まで一貫して担えるエンジニアへと成長できたと感じています。
多部門連携による大規模案件の成功体験
システム開発は一人で完結するものではありません。営業や他部署、取引先など多くの関係者と連携しながら進めています。
発注元と管理会社が異なる建設機械案件では、両社と綿密に調整を重ね、工程全体を円滑に進める必要がありました。特に大規模案件では複数のエンジニアが関わるため、情報共有の徹底と認識の統一が欠かせません。
協力して成果を出せたときの達成感は大きく、チームで働く醍醐味を強く感じます。また、「CONEXIO BlackBear」を活用した建設現場の事例では、機械稼働の可視化によってレンタルコストを大幅に削減し、お客様から高く評価いただきました。まさに、技術とチームワークの力が生んだ成功体験でした。
信頼とサポートのある環境で、安心して挑戦できる
フレックスタイム制度により、業務内容や現場スケジュールに応じて柔軟に働ける点が魅力です。現場での打ち合わせや出張に合わせて勤務時間を調整できるため、無理のないスケジュールで効率的に業務を進められます。
自由な働き方が成り立つのは、チーム内で信頼と責任を共有しているからこそ。互いにサポートし合いながら成果を目指す文化が根づいており、安心して挑戦できる環境が整っています。
提案から携わるエンジニアとして、
さらなる成長を目指す
今後は、クラウドを活用した大規模開発案件に提案段階から携わることを目指しています。そのために現在は、さまざまな案件に取り組みながら技術力と発想力を磨いています。
また、営業とともに展示会へ参加し、お客様の声を直接伺う機会も増えました。現場の課題をより深く理解し、実践的で価値のある提案ができるエンジニアへと成長していきたいと考えています。